SONY テープパス調整用ミラーカセット

 

 

品名 SONY ミラーカセット
レンタル期間 3泊4日
レンタル料金(税込) 基本料金¥3,000- 保証金¥5,000-

 

カセットデッキにおける、テープの走行状態を確認する専用工具です。
特にクローズドループ・デュアルキャプスタン方式のカセットデッキでは、テープパスの調整に必須の工具です。

テープパスの確認方法

 クローズドループ・デュアルキャプスタン方式のカセットデッキでは、左側のピンチローラーの位置を調整し、真っ直ぐテープを送れる状態であることが求められます。真っ直ぐテープを走行させることで、初めてクローズドループ・デュアルキャプスタンの長所である、音揺れの少ない優れた走行安定性を発揮することができます。

 テープが真っ直ぐ送られているかどうかを確認するには、左側ピンチローラー消去ヘッドの部分に注目します。この部分は、突起のようになっているため、テープの表面に光が反射します。この光の反射具合で、テープの状態が分かります。実際に画像で確認してみましょう。矢印で指している部分にご注目ください。

 


 テープが真っ直ぐ正常に走行している場合、光が縦に真っ直ぐ反射します。可能であれば、左側のピンチローラーをマイナスドライバーなどで下げてみて、テープがガイドに当たっていないかを確認します。さらに120分テープを再生しても問題なければ、安心してご使用いただけます。

 


 左側ピンチローラーの位置が奥側になっている状態です。テープが曲がって送られてしまう状態では、光の反射が曲がって見えます。この状態では、テープにしわを付けてしまう原因となります。精通している方であれば、テープをワカメ状にしてしまう状態です。また、消去ヘッドの部分を確認してみると、テープがヘッドの中央ではなく、鏡に向かって下側に寄ってしまっている様子が映ります。

 


 今度は手前側になっている状態です。こちらも奥側の時と同じく、光の反射が曲がって見えます。多少の調整ズレであれば問題なく再生できてしまいますが、あまりにもズレがある状態では、例え60分テープでも走行が不安定になって、シワや傷をつけてしまう恐れがあります。

 テープパスは、調整一つで音質を左右する重要な項目の一つです。しっかりとした調整を行うことで、カセットデッキが持つ性能を満足に引き出すことができます。

中古カセットデッキの確認に便利

 製造から30年以上経過したカセットデッキが年々多くなるにも関わらず、中古カセットデッキの取引が活発ですが、経年のため故障しているカセットデッキの方が数が多いのが現状です。

 そこで注目されるのが、修理済みのカセットデッキ。修理を行っている物であれば、すぐに使うことができます。しかし残念ながら、修理済みデッキの中には、調整が合っていないデッキが少なからずあります。個人間での売買が容易になった今日では、個人で修理したカセットデッキを売却する事例も多くなっています。

 正しく調整されているかのチェックの第一歩として、ミラーカセットによるテープパスの確認を行えば、あの頃聴いた懐かしのテープも安心して再生することができるでしょう。

自身で修理に挑戦する方も応援します

 メーカーのアフターサービスは困難なので、ご自身で修理に挑戦される方もいらっしゃると思います。そういった方への貸出しも喜んで承ります。専用のツールを使って正しく調整を行っていただきたいことを目的としています。

 正しく修理が出来れば安心感もありますし、中古なのに何かとデッキへの愛着が湧いてしまうかもしれません。おまけにちょっとした技術者気分も味わえます(笑)