西村音響店

スーパーカセッターズへようこそ!

 

このサイトについて

往年のカセットテープやカセットデッキなど、「カセットテープに関わる事なら何でもOK」をモットーに情報発信しています。2016年(平成28年)にシンプルな修理屋として開業しましたが、後世にもカセットテープの文化や面白さを伝えるべく、WebサイトやYouTube動画での情報発信に力を入れています。カセットデッキの修理も大事なお仕事ですが、それよりも大事にしているのは、カセットテープユーザーの皆様(カセッターズ)とのご縁、コミュニケーションです。

 

こだわり

管理人が撮影したオリジナル画像

紹介する画像は管理人自身で撮影したオリジナル画像。培ってきたカセットデッキの整備ノウハウを活かし、デッキの内部に限らず実際に分解した画像まで、内容盛りだくさんでお届けしています。

メカニズムの構造も徹底解説

オーディオ機器といえば音質が気になる要素ですが、カセットデッキは精密な構造をした部分をもっています。音質だけでなく、メカニズムの構造の解説も積極的に行っています。もちろん音質も大事ですが、壊れやすいのか壊れにくいかも重要なポイントです。修理ではオーバーホールを基本としているため、メカニズム関係を得意としています。

様々なネタを企画しています

カセットテープの楽しみをより増やしたい気持ちから、普通のデッキ紹介以外にも、楽しい企画を考案しながら紹介しています。ぜひ新着記事にもご注目ください。

 

提供中のサービス

デッキの修理・メンテナンス

★会員限定のサービスです。
YouTubeや当サイトでの情報発信活動の一環として行っています。これまで培ってきた修理ノウハウを活かし、お持ちのデッキを完動状態にして多くの人に紹介するという形で行っています。修理と併せてコンテンツの制作にご協力してくださる方を会員様として募集中です。無料で入会できますが、月額のご支援を賜る有料会員様には追加の特典があります。

レンタルサービス

★どなたでもご利用いただけます。
整備されたカセットデッキを、2週間から借りることができるサービスです。エントリーモデルからハイエンドモデルまで、幅広くラインナップしています。カセットテープのデジタル化や、純粋に娯楽で使いたい時にぜひご利用ください。デッキのラインナップは随時追加中。

 

管理人紹介

名前

西村 祐輝(ニシムラ ユウキ)

生年月日

1996年4月25日

カセットテープにハマりだした経緯

幼稚園のころに祖父に英才教育された(?)

好きなアーティスト

ヒーリング:西村由紀江
洋楽:ペットショップボーイズ
邦楽:山下達郎、久保田利伸
フュージョン:T-SQUARE・カシオペア

他にも色々…クラシックやジャズは聴きません。

他に作業中のBGM用にナッシュスタジオ(著作権フリー)の曲も聴いたりします。BGMで聴いていると動画に使えそうな曲が見つかることもあるので、一石二鳥です。

 

管理人のメインデッキ

★TEAC A-450
愛媛県まで片道600km以上の道のりを自らの足で引き取りに行った、最も愛着があるデッキです。
A-450に興味を持ったきっかけは、同時期の機種であるA-350をお借りした時でした。木が使われているクラシックなデザインと、デジタルでは再現できないような分厚い低音と柔らかくて耳に優しい高音、1970年代のデッキに魅了されたひと時でした。それから、ふと某地元密着の掲示板で発見したのがこのA-450でした。

元箱・取扱説明書・樹脂製カバー・純正のオーディオケーブルと、付属品が一式揃っている極上品で、自分の中では出会えたのは奇跡だと思っています。元オーナーの方には感謝の気持ちでいっぱいです。後に当時のカタログも揃えました。数々のカセットデッキの中でも名機にあたる1台ということで、完動品の状態で今後も大切に残していきたいと思っています。愛媛の旅の思い出もこのデッキに詰まっています。

 2023年末に再度整備 
電解コンデンサをようやく全交換完了。アンプ部にSILMICⅡ、マイカコンデンサ、タンタルコンデンサを入れています。キャプスタンの軸受けには高性能ハンマーオイルを入れ、もう少し精度のよいベルトに交換したら、ワウフラッター(JIS)は最小値で0.04%を記録しました。極めつけに、モーターのプーリーを削って再生速度を合わせ込んでいます。本来は交流モーターのため調整不可ですが、逆に言えば電源周波数が変わらない限りスピードが変化しないため、若干クォーツロックのような感覚で使えます。

この個体は、製造番号が80000番代で1975年製造と思われる後期型です。フルメンテを行った上、さらに良い部品を入れて磨き上げたスペシャル仕様になりました。後年に登場する2ヘッドデッキに全く引けを取らないポテンシャルを持っていると思います。下手したら状態不明の3ヘッド機にも健闘するかも…

 

★TEAC C-3
地元にある某大手リサイクルショップチェーンで出会った1台です。限定生産だったブラック(実際の色はダークグリーン)のC-3でラックハンドル付きで出ていました。既にC-3Xをレンタルデッキとして保有していたため、最初は購入を渋りましたが結局購入。しかし結果として大変気に入ってしまい、気に入り過ぎた結果、魔改造したスペシャルマシンに仕立ててしまいました。2023年末から新たに仲間入りしました。

TEACのCシリーズやTASCAMのデッキに詳しい方なら、画像を見て何か違和感を覚えると思います。…メーターがPeakではありません。解体で捻出されたTASCAM 122のメーターを移植し、回路を自作する事でVUメーター化を実現しました。Cシリーズの欠点はPeakメーターの動きが素早すぎて使いにくい事。それを克服するために、兄弟機となっている122を利用したアイディアです。

極めつけは、テストトーン発振器の内蔵化。本来は外付けのユニットを使いますが、C-3の設計を活用して自作した発振回路を内蔵することに成功しました。入力切替を「TEST」にすることで発振回路が起動します。しかも400Hzと12.5kHzを約5秒おきに自動的に切り替える機能も実装。これによりデッキ単体でキャリブレーションが行えるようになりました。そもそも魔改造するきっかけとなったのは、会員様の魔改造デッキを見た時です…

録音再生ともに周波数特性は大変素直なので、私のリファレンスデッキに指定しています。録音の時は大抵このデッキです。素直な分、テープの特性や癖が率直に現れたり、C-3で録音したテープを他のデッキで再生すれば、そのデッキの特性や癖もよく表れます。カタログスペックでは、ノーマルテープで周波数特性~16kHz程度ですが、調整して~18kHz程度までレンジを広げることに成功しました。

 

★Nakamichi LX-3
このLX-3は会員様からの寄贈品です。Nakamichiが好きというよりかは、LXのデザインがとても気に入っています。個人的に3ヘッドのLX-5よりも、2ヘッドのLX-3に魅力を感じました。2ヘッドなのに信じられないくらい良い音がします。ちょっと高音が強くて派手に感じることもありますが…他にもアジマスの誤差が出にくいなど、2ヘッドならではの利点があるのもポイントです。2ヘッドでクローズドループデュアルキャプスタン走行である点も見逃せません。

 2023年末に再度整備 
キャプスタンモーターを、普通のDCサーボモーターからFGサーボモーターに交換しました。修理不能となった582からの移植です。交換前は温度による再生スピードの変化が大きく、悩みどころでした。交換した事によって問題が解決され、ワウフラッターも0.04~0.05%程度まで改善されました。

 2024年春~ 
少しずつ電解コンデンサの交換を進めています。2024年4月時点で電源回路のコンデンサは交換完了しましたが、容量抜けしている物が複数見つかりました。これからはメカ部分だけでなく、電源回路のコンデンサも交換が必須となりそうです。

 

★SONY TC-D5M(カセットデンスケ)
生録の主力機材。元々鉄道好きということで、鉄道とカセットテープを掛け合わせた楽しみ方を発見したデッキです。さすが当時の高級機材ということで、収録される音もその場所に今居るような臨場感まであり、素晴らしい録音能力を持っています。時にメタルテープに生録した音は圧巻です。それよりも素晴らしいと思っているポイントは、思い出をカセットテープに残せることですね。

また、乾電池駆動のポータブル型なので、長時間の移動中や宿泊先でもカセットテープを楽しめます。(しかもメチャクチャ良い音で)旅のお供にもなっている1台です。ただし厄介なのは、旅行などに持っていこうとすると調子が悪くなって、徹夜で整備に追われることです。

 2022年頃から 
純正のS&Fヘッドが摩耗のため周波数特性にバラツキが出るようになったため、F&Fヘッドに換装しました。暫くはポン付けでバイアス電流の変更を行う程度で使っていましたが、S&Fヘッドよりも周波数レンジが狭くなってしまいました。

 2024年春~ 
2024年春からは回路の定数を変更し、F&Fヘッドでも周波数レンジを広げる事に成功しました。外観はなかなか草臥れていますが、それだけ遠征した証です。

 

カセットテープの楽しみ方は?

特に好きなアーティストの曲をカセットテープで楽しんでいます。特にレコードから録音して聴くことが多いです。カセットの方が扱いが楽ですし、ポータブルプレイヤーで外でも聴けます。やはり録音で如何にテープとデッキの特性を活かして良い音で録れるかが腕の見せ所です。

ちなみにアンプやスピーカーは、実は全然詳しくありません。オーディオ好きではなく純粋にカセットテープとデッキが好きな人間です。普段はヘッドホンで聴くことが多いです。

カセットテープ以外に好きなこと

★自転車 
カセットテープ好きの副作用からか、自転車も昔に流行ったランドナーです。(クラシカルなスタイルの自転車が好き)もちろんメンテナンスも自分で。周りから自転車屋になれば?という声も…雨が降っていなければ概ね毎日、運動と気分転換で10kmほど走っています。大学生で授業が少なかった頃は、電車の定期を買わなかった時期もあります。通学距離は往復60km。

●乗っている車種・・・アラヤ TURツーリスト(2019年式)
●1日の最長走破距離・・・120kmくらい(2021年の初日の出で行きました)
●拘っているイント・・・フレームにはコーティングを、泥除けはコンパウンドで超鏡面に。特にキレイな見栄えを意識しています。洗車頻度は月2回です。最近は忙しくて月1回に減ってしまいました…

県境越えの自転車旅や、解体して電車に積んで遠い場所で乗ったりと、非常に愛着があります。デッキと同じくらい大事にして、ワンオーナーで乗っていきたいです。

 

★鉄道 
いわゆる「鉄ちゃん」です。鉄ちゃんの中にも色々種類がありますが、1番は「音鉄(主に走行音)」、2番は「メカ鉄(車両の構造など)」、3番は「乗り鉄」です。特にデンスケで走行音を録音することが一番の楽しみになっています。
名古屋~東京を普通列車で移動したり、はたまた中央線周りで10時間かけて移動したりした事も複数回あります。もし乗り鉄でなかったら、愛媛まで行く気にはならなかったかもしれません。もちろん愛媛まで在来線オンリー。所要時間は13時間でした。

 

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著作権を遵守するため、著作権フリーの音源を使用しています。申し訳ありませんが、有名アーティストや演奏グループの音源は使えませんので何卒ご了承ください。

音質チェックには下記の音源を使用させていただいております。
・魔王魂
・D-elf.com
・音作品創作工房ナッシュスタジオ

 

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事業概要および特定商取引法に基づく表記

屋号 西村音響店(ニシムラオンキョウテン)
運営者 西村 祐輝(にしむら ゆうき)
所在地 〒444-0075 愛知県岡崎市伊賀町6-46
電話番号 0564-20-6474 ※緊急の連絡以外は、メールまたはメッセージフォームをご利用ください。
メールアドレス info@nishimurasound.jp
WebサイトURL https://nishimurasound.jp/blog/
事業内容 ・オーディオ機器修理(テープデッキが主)
・会員制コミュニティ運営
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・Webサイト制作
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