最終更新日:2025/12/24

概説
GX-Z7100から1回目のモデルチェンジをして1989年に登場したのが、このGX-Z7100EXです。
7100EXになっても大きな変化はなく、小規模なマイナーチェンジ程度です。、例えば、スタビライザーが7100では平ら状になっていたものが凸凹状のものに改良されたほか、アンプの回路でアース(グランド)の取り方が改良されているほどです。
先代のGX-Z7100と同じく、15㎝という厚みのあるボディが特徴です。これは電子回路基板1枚1枚に個室を設ける、「セパレートブロック・コンストラクション」という構造を採用しています。この構造が効果をもたらすのは特にアンプ部分で、むき出し状態だと、外部から電磁波の影響を受けてノイズが混入します。カセットデッキは、磁気ヘッドで拾った微弱な信号を扱うので、ノイズ源となる電磁波は大敵です。
GX-Z7100EXに搭載されている機能は、先代のGX-Z7100と同じで、複数曲スキップする機能、再生ボタンを長押しすると1/2の速度で再生する機能、A地点B地点を設定して区間再生する機能、録音中の曲をやり直すのに便利なレックキャンセル、ディスプレイの消灯機能など、変わらず使えます。録音/再生ヘッドには、引き続き摩耗に非常に強いスーパーGXヘッドが採用されています。
これが後輩のGX-Z7100EVになると、部品を大きく変えてきます。中でもヘッドがコンビネーション型から独立懸架型に変わる点が一番大きいでしょうか。同じスーパーGXヘッドでも、7100EVになってさらに改良されます。アンプの回路も別物レベルで変わります。
GX-Z7100EXの構造&搭載機能
| ヘッド | 3ヘッド方式(録音/再生:スーパーGXヘッド) |
|---|---|
| メカニズムの駆動 | ロジックコントロール(カムモーター駆動) |
| キャプスタンの回転 | ダイレクトドライブ (FGサーボ) |
| テープの走行方式 | クローズドループデュアルキャプスタン |
| カセットホルダの開閉 | パワーローディング |
| スタビライザー | あり |
| テープセレクター | 自動(ノーマル・ハイポジ・メタル) |
| ノイズリダクション | ドルビーB/C |
| ドルビーHX-Pro | ON/OFF切替可能 |
| 選曲機能 | あり(複数曲スキップ可能) |
| メーター | デジタルメーター(0dB=250nWb/m) |
| ライン入力 | RCA端子2系統(LINE-IN, CD-DIRECT) |
| ライン出力 | RCA端子1系統 |
| キャリブレーション機能 | あり(400Hz, 10kHz) |
| カウンター | 分数表示 |
| その他の機能 |
|
GX-Z7100の特徴
◎GX-Z7100の改良モデル(アンプ回路の小改良、金属製リッドに変更)
◎摩耗知らずのスーパーGXヘッド
◎搭載機能は上位機種(9100EX)と全く同じ
○マニュアルキャリブレーション機能
○FGサーボ仕様のダイレクトドライブ()
○カセットホルダの窓枠が金属に変わって高級感UP
関連機種
- GX-Z7100(改良前モデル 通称:無印7100)
- GX-Z7100EV(全面改良モデル)
- GX-Z9100EX(上位機種)
音質サンプル
【フュージョン・ロック】★他機で録音したテープ 録音デッキ:TEAC C-3 48kHz-24bit 容量36.1MB
無圧縮音源ファイルのためデータ容量が多くなっています。ご注意ください。
デッキの内部
オープン・ザ・キャビネット


サムネイル画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。
デッキの分解画像

YouTube動画でも紹介しました
これまでの作業実績
2024年12月 サカイ様










