概説
1988年に発売されたSONYの最上級モデルです。
サイレントメカニズムに変わる前の、ソレノイドを使用した旧型メカニズムを搭載する最後の世代です。と同時に、独立懸架型のレーザーアモルファスヘッドを搭載する最後の世代でもあります。
基本構造は先代のTC-K555ESXと大きくは変わりません。メカニズムからアンプまで、デッキの中身はESXと殆ど同じです。
外観は大きく変化しました。サイドウッドが新たに装着されて非常に高級感が増したところが大きな進化点といえるでしょう。SONYのロゴは、ESX世代では中央にありましたが、一般的である左上に戻りました。
下位モデルにはTC-K333ESRが存在しますが、こちらもサイドウッドを装着し、高級感のある外観は同じです。アンプ回路の簡略化や、録音イコライザー切換え機構の省略、キャリブレーション機能の省略などで差別化されています。
外観の詳細画像
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デッキの内部
デッキの分解画像
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撮影に協力していただいた方
・北海道 「ペンタ」さん