TC-KA3ES コンビネーションヘッドに戻しました。

 

以前にESRシリーズやESXシリーズに搭載されている、独立懸架型レーザーアモルファスヘッドに交換した、所有するTC-KA3ESなんですが…

交換してから、しばらく使っていると、色々と不具合が目立つようになりました。その不具合の症状として、再生時に「プツッ」というスパークノイズのような音が、よく混入するようになりました。

スパークノイズが発生する原因としては、電気接点における接触不良や、モーター整流子の不良、接地(アース)が甘いなどが原因に挙げられます。ひとまず、これらの原因を踏まえて、対応してみましたが…

 

再生時でも、特にドルビーSで再生したときにノイズが目立っていたので、デカップリングの電解コンデンサを変えてみます。

 


画像は交換前ですが、この2個をニチコンKZに交換しました。

 


念のためモーターのブラシももう一度清掃しました。ちなみにブラシが真っ黒になると、回転トルクが極端に落ちて、急に止まったり、回らなくなったりしてしまいます。

接地に関しては問題なく、ポジション検出スイッチも掃除して、再生してみたのですが、残念なことに改善されませんでした。

そうすると、もう原因はヘッド一点に絞られました。仕方ないので、元々搭載されていたコンビネーションヘッドに交換します。

交換して再生すると、スパークノイズが全く出ません。やはり、ヘッドが原因であることが確率としては非常に高いようです。それで、また独立懸架ヘッドに戻すと、再びノイズが混入します。

しかし、そのノイズの出方が厄介で、あるテープは普通に聞けないほどにノイズが入るのに、あるテープは少ししかノイズが入らないという、不思議な現象です。アンプ回路との相性もあったりするのでしょうか。しばらくコンビネーションヘッドに戻した状態になりそうです。

問題の独立懸架ヘッドですが、一度ES~ESRシリーズのメカに取り付けて、ノイズが出るか試す必要があるので、まだデッキを調達しなければいけませんね。

ノイズが出ればヘッドが悪く、ノイズが出なければ回路との相性という推測です。ヘッドが逝ってしまうのは一番避けたいところですが…ノイズのほかにも、再生中にリールがカタカタ引っかかるような音がして、

急に再生が止まる症状も出始めており、独立懸架ヘッド搭載のTC-KA3ESの完成まで、また時間を要すことになりそうです。

改造というのは、こちらが良くなれば、あちらが悪くなるで、自らの手でバランスを崩すようなものです。一発で思い通りにならないのが改造の極意です。

(現在は、再び独立懸架ヘッドを搭載して動かしています。)