【チョコカセット】往年の記録メディアがチョコレートに突然変異!?

 

こんにちは、西村音響店です。

普段このブログでは、カセットテープとカセットデッキの話題をお送りしています。でも実は、カセットテープに関係するものだったら何でもOKだったりします。

というわけで、今回はテープではなく食べ物をご紹介します。

その名もチョコカセット

今回はオーディオのブログでは珍しい、食レポです。

 

 

40分テープならぬ40グラムテープ。

何気なくイオンモールを歩いていると、雑貨屋さんに足が止まりました。いつもは通り過ぎるところ、何故か足が止まりました。

そして入り口付近の陳列棚に目をやると、カセットテープの姿がありました。雑貨屋にしては随分珍しいなぁ、と思ったらこれでした。

チョコカセット。

 

白・黒・赤の3種類があったので、とりあえず全部買ってみました。
大きく「40」と書かれているだけあって、40分テープと錯覚しそうになります。

 

実際のカセットテープと比較してみると、こんな感じです。

1970年代のTDK Dと比べてみると、色もそっくりです。白というよりはアイボリーに近い感じの色です。持っている方でしたら想像がつくと思います。

さらにテープがどれだけ巻かれているかにも注目すると、ここからも拘りが伝わってきます。チョコカセットは40分テープとのことなので、きっちり往復40分(片面20分)のテープが巻かれている様子がパッケージに描かれています。

実物の方は往復60分ですが、比べてみるとチョコカセットの方がテープが少ないです。ここまで目が行っていることには驚きました。

 

黒ハーフのカセットテープでも比べてみました。

ネジの光沢までしっかり再現されていて、実物と比べても違和感が少ないです。

 

ちなみにチョコカセットはノーマルテープです。磁気テープがある部分を見てみると、如何にもノーマルテープらしい赤茶色のテープが描かれています。

 

もう一つ忘れてはいけないものが、テープの種類を検出する穴です。ハイポジやメタルですと余分に穴が開いていますが、録音防止用のツメしか無いのでノーマルテープですね。

 

チョコレートのサイズもカセットテープと同じです。その証拠に、ちゃんと実物が収まります。

これも40年以上前にありましたね。紙ケースに入ったカセットテープ。

ちなみにチョコレートは袋に入っているので、紙ケースは綺麗なままです。そのまま実物のカセットテープを入れてもOKです。

 

 

NRのマーク。ここまで拘るか!

単純にカセットテープの形をしたチョコレートでも十分面白いですが、カセットテープのユーザーとして心に刺さったポイントがあります。

ノイズリダクションのチェックボックスを見たら、もう買わずにはいられません。

インデックスカードには当たり前のように付いていましたね。今でも細々と新品のテープは販売されていますが、ノイズリダクションの印をつける箇所が無いものも多いです。マクセルから販売されているテープは辛うじてついています。

新品のカセットデッキも細々と製造されていますが、やはりノイズリダクションを搭載したデッキはありません。

エアチェックと同じように、ノイズリダクションも死語になってしまいましたが、まさかのチョコレートのパッケージで復活です。

 

もう一つ、マニアックな方には特に刺さると思います。矢印の部分に注目すると…

どうやらローノイズテープのようです。

カセットテープの種類と言ったら、ノーマル・ハイポジ・メタルの主に3種類ですが、実はノーマルテープの中でもグレード分けがありました。

スタンダード<ローノイズ(LN)<ローノイズハイアウトプット(LH) の順で音質が良くなっていきます。ただ、このようにノーマルテープのグレード分けがされていたのは1970年代が中心で、それ以降は意識されなくなりました。

「LowNoise」と記されているあたり、1970年代のカセットテープを意識していることが伝わってきます。

 

 

エスプレッソが欲しくなる甘さ

チョコレートの方も、しっかりカセットテープを型どっています。縁の部分のザラザラ感がリアリティを演出しています。

白ハーフのカセットを味見してみました。

甘さが強めです。強めというより強烈といった方が近いかもしれません。甘党の方向きで、口の中でチョコレートが溶けた後も砂糖の甘さがじわっと残るような感じです。

身近なチョコレートで比べるとすれば、アルファベットチョコレートよりにかなり甘いです。僕はどちらかというと、ビターやカカオのような苦めのチョコレートが好みで、口に入れた瞬間に強烈な甘さが舌に伝わってきます。

やはり甘いチョコレートには、苦いブラックコーヒーが欲しくなるところです。最強なのはエスプレッソだと思います。

 

今回のチョコレートはノーマルポジションということで、ポジションごとに違う味だったら面白いかもしれません。例えば、ハイポジ(クローム)はビターもしくはカカオが入った少し苦めの味、メタルは味付けなしのブラックといった感じです。

想像が適当ですみません。

テープのグレードと同じように、チョコレートの味にもグレード付けがあったら、カセットテープが全盛期だったころみたいに選ぶ楽しさも生まれそうな気がします。

メタルは一番音質が良いけど高くて買えなかったという経験、きっと1度はされたと思います。特に学生の時です。

 

 

雑貨を通じて若い世代に知ってほしい

カセットテープはもう廃れた記録媒体になって、徐々に風化が進んでいると思いますが、今回のチョコカセットから気づいたことが一つあります。

 

風化を防ぐには雑貨の力が必要。

 

言うまでもありませんが、今はスマホ1台でどんな曲でも聴けてしまう時代です。わざわざカセットテープで聴こうとする人は、娯楽で楽しむ人以外は殆ど居ないでしょう。そもそもカセットテープを知らない世代も出てきています。

カセットテープを買うには電気屋さんに行くと思います。しかし、今どき記録メディアのコーナーに行く人は少ないです。土日でも閑散としています。通販が発達した影響で電気屋さんに足を運ぶ人も少なくなりましたね。

でも雑貨屋さんは違います。老若男女のお客さんが足を踏み入れます。

チョコレートに限らなくてもアクセサリーでもいいですので、まずは雑貨からカセットテープの存在を知ってもらうことが風化を防ぐ方法の1つだと思います。

 

今回はオーディオから離れた話題でしたが、このブログはカセットテープを主軸にしています。ですので、カセットテープに少しでも関わっているものであればOK!という感じで、雑貨やアパレルもご紹介していきます。

こんな風に、タイトルの代わりにメッセージを書くのもイイですね。