西村音響店

【更新情報】デッキ紹介ページ新設および更新・レンタルデッキ新機種

こんにちは。管理人の西村です。現在は専らYouTubeで動画投稿しておりますが、こちらでは大変ご無沙汰しております。

活動初期の頃はまだWebサイト(ブログ)をメインに投稿していましたが、今では登録者15,000人越えのYouTubeチャンネルを保有するまでになりました。ありがとうございます。

日に日に内容もマニアックになっていき、初期のようにブログで投稿していたらきっと文字数がえげつない事になると思います(笑) それよりも映像や音声でしか伝えられない事も沢山ありますので、私はYouTubeの方が向いているのかなと思っています。その代わり動画を作るのは非常に大変です…

YouTube動画の投稿がメインですが、5月の大型連休から少しずつWebサイトの制作も進めておりました。デッキを1台1台紹介するページを、いくつか更新しましたのでまとめてお知らせします。

 

7/3・Lo-D D-909紹介ページ追加

7月1日にYouTubeに投稿しました、Lo-D D-909をWebサイトにも紹介ページを開設しました。1984年に日立が発売した、定価120,000円の最上級モデルです。日立のカセットデッキは癖の強い機種が多いですが、独自のコンビネーションヘッドやユニトルクDDモーターなど、重電メーカーとしての高い技術力が活かされているのが特色です。

日立のデッキはひと昔前に少し触ったことがありますが、本腰を入れて紹介したのが今回のD-909になりました。日立のDD搭載デッキは、私はこれが初めての経験となります。とにかくトルクが強いモーターで、ワウフラッター0.018%は伊達ではありません。3kHzのテストテープを再生して、周波数カウンターを眺めていても数値が微動だにしません。

D-909の紹介ページはこちら

 

6/7・ C-4X紹介ページ追加

私が大好きなTEACのCシリーズの末っ子にあたる機種です。1982年の発売かと思います。確認した限り、1981年11月時点のカタログにはまだ掲載されておらず、dbxを内蔵したC-3RXも未登場です。

さらに1982年4月のカタログには、C-3RXは登場していますが、C-4Xはまだ登場していません。となるとC-4Xは恐らく本当の末っ子で合っていると思います。

末っ子でありながらCシリーズの中で異端児でもあるのがC-4Xです。Cシリーズ唯一の2ヘッド、そしてTEAC初のアモルファスヘッドを搭載したデッキです。テープを倍のスピードで走行させる9.5cm/sモードは搭載されていますが、バイアス調整などのキャリブレーション機能はありません。

搭載されているメカは、C-3Xから搭載されている物と構造が同じで、信頼性や整備性に優れる私が好きなメカです。

C-4Xはそれだけ異端児かつ中途半端な装備でCシリーズらしくないためか、とても影が薄く流通台数が少ないです。不人気機種であった事は想像しやすいと思います。

まだ途中かけではありますが、外観とデッキ内部の画像を掲載しています。また編集できる時間があった時に、情報を追加したいと思います。

C-4Xの紹介ページはこちら

 

その他、掲載画像を更新した機種

SONY TC-KA3ES

SONY TC-KA7ES

この2機種は数年前に作成しましたが、それから修理の案件をお受けした際に画像を撮り直しましたので、綺麗な新しい画像に更新しました。

TC-KA3ESの方はWebページの構成が制作初期のままでしたので、現行の形に変更しました。ひとまず画像の更新のみ行い、解説文の掲載がまだとなっております。

 

6/9・レンタルカセットデッキ2機種追加

TASCAM 112RmkⅡ

3ヘッド+オートリバースのデッキです。この両方を搭載しているカセットデッキは数少なく、中でもTEACは業務用機器でこの112RmkⅡをカセットテープ衰退期まで製造していました。この個体の電源コードに「2003」の印字があり、2000年代に入っても生産されていた事は確定です。

3ヘッド方式の高音質でありながらオートリバースも可能なため、カセットテープのデジタル化に向いている機種だと思います。スピードを自由に調整可能なピッチコントロール機能もあります。

かねてから導入したいとは考えておりましたが、2023年の暮れに入手できました。

TASCAM 112RmkⅡのレンタルはこちらから


 

Nakamichi ZX-5

レンタルカセットデッキ初のナカミチとなります。元々マイコンが誤作動するくらいの重症だった個体ですが、長期間の格闘の末、復活に至ったZX-5です。

正直なところZX-5はトラブルを起こしやすい機種で、これから中古で購入することはあまりお勧めはできません。ですが、Nakamichiのデッキの音はどんなものかを体験していただくのに、レンタルで用意した次第です。

Nakamichi ZX-5のレンタルはこちらから

 

今後のブログ記事の活用方法

いままで更新情報はトップページ画像の下あたりに載せていましたが、文字が小さすぎる上に項目を5つまでしか載せられませんでした。Webサイトの更新頻度が低すぎると、Googleなどの検索結果にも良くない影響もあり、今後はブログ記事を作ってお知らせすることにします。日に日にアクセス数が低下傾向で少々危機感を持っております。

どうしてもYouTubeの方を優先している関係で、こちらにはあまり力を入れる事が難しいですが、簡単でもいいのでとりあえず記事を更新する事を重視したいと思います。余裕があれば、良いネタけど動画にするまでもないような、カセットテープ・デッキのお役立ち知識的な物をコンパクトに紹介しても良いのかなと思います。現在の業務量から、1記事あたり1時間以内で作れるくらいの内容量になりそうです。

それではまた(・ω・)ノ

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